電気自動車と注文住宅の連携・福岡県福岡市㈱清武建設一級建築士事務所
基本用語
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V2H(Vehicle to Home): EVのバッテリー電力を家庭用電源として使う充放電システム。
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HEMS(Home Energy Management System): 家庭の電力使用を可視化し、太陽光発電やV2Hを自動制御するシステム。
現在の実現状況
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動く蓄電池の活用: 太陽光の電気をEVに貯め、夜間や悪天候時にHEMS経由で給電する自家消費が実用化されています。
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災害時の生活維持: 停電時も200V機器(エアコン等)が使える全負荷型V2Hが主流です。
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「EVレディ」設計: 将来のV2H導入を見据え、新築時に空配管や配線を壁内に施し、外観の悪化を防ぎます。
「実質ゼロ」の落とし穴と維持費の現実
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支出はゼロにならない: 「エネルギー使用や光熱費が実質ゼロ」と謳う住宅会社が増えていますが、実際の総支出はゼロになりません。
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避けられない住宅設備の交換: 太陽光発電のパワーコンディショナー(パワコン)の故障による交換、家庭用蓄電池のバッテリー交換が必ず発生します。
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EVのバッテリー交換費用: 電気自動車の車種によりますが、走行距離10万〜16万km(または8〜10年)を目安にバッテリー寿命が訪れます。交換費用は約60万円から、大容量モデルでは200万円以上かかる場合もあります。
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故障による支出逆転: 住宅設備やEVの故障・交換時期が重なれば、日々の光熱費の削減分よりも、修理や維持費の支出が上回るケースも存在します。
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住宅ローンと初期費用の壁: 住宅建築と同時にV2H一式を揃える場合、総額が住宅ローンの借入範囲に収まらないケースが多く見られます。
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普及によるコスト低下への期待: 現状は初期投資のハードルが高いものの、今後さらに世の中に普及し、設備や車両の費用が下がってくれば、より現実味を帯びた選択肢となります。
これからの住まいの方向性
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空間デザインの自由度: 「光熱費、実質ゼロ」というPRの会社様が増えましたが、バッテリー交換費用や修理費用が発生する為、維持費用はゼロになりません。しかし、断熱性の向上で、電気使用量が減り、吹き抜けやスキップフロア、開放的なLDK、立体的で自由な設計提案が容易になりました。
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技術と美意識の調和: 最新設備のみに頼るのではなく、深い庇を設け、日射を制御するなど、機能美と技術が生きる家づくりも重要です。
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誠実なトータルデザイン: 住宅ローン計画から将来の維持費までの認識が必要です。
投稿者プロフィール

- 代表取締役社長
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福岡注文住宅・工務店&一級建築士事務所(株)清武建設
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