【防災・土地選び】福岡注文住宅

【防災・土地選び】「これまでに経験したことのない大雨」

近年、ニュースで耳にすることが増えた「これまでに経験したことのないような大雨」という言葉。聞いた瞬間、ドキッとする方も多いのではないでしょうか。

この表現は単なる比喩ではなく、気象庁が警戒レベル5相当(大雨特別警報など)の非常事態にのみ発表する、極めて危険な状態を示す言葉です。「すでに何らかの災害が発生している可能性が極めて高い」段階であり、直ちに命を守る最善の行動をとらなければならないサインです。

身近に迫る水害リスク

この「経験したことのない大雨」は、もはや遠い地域だけの話ではありません。全国各地で毎年のように甚大な被害をもたらしています。

私たちの住む福岡でも、数年前にさかのぼると幾度も記録的な豪雨に見舞われました。平成29年(2017年)の九州北部豪雨や、令和にかけての度重なる大雨では、河川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、住み慣れた街の景色が一変してしまう恐れがあることを痛感させられました。

これから家を建てるなら「小高い場所」を

過去の教訓から私たちが学べる最も確実な自衛手段の一つは、「建物を建てる場所は、周囲より小高い場所を選ぶこと」です。

土地を探す際、利便性や日当たり、価格などに目が行きがちですが、「災害への強さ」を最優先事項に加える必要があります。

土地選びで確認すべき3つのポイント

  1. ハザードマップの確認は必須中の必須 各自治体が発行している水害ハザードマップで、浸水想定区域に入っていないか、土砂災害警戒区域ではないかを必ず確認しましょう。「100年に1度」の想定は、今や数年に1度起こり得ると考えるべきです。

  2. 昔の地名を調べる 「水」「川」「谷」「沼」「窪」などのさんずいや水に関連する漢字が含まれる旧地名(字名)は、過去に水害が多かった、あるいは元々湿地帯だったことを示している場合があります。

  3. 周辺を歩いて高低差を体感する 地図上では平坦に見えても、実際に歩くと緩やかな坂になっていることがあります。川や水路の近くはもちろん、周囲の道路より敷地が低くなっていないか(雨水が流れ込んでこないか)を現地で確認しましょう。

まとめ

「これまでに経験したことのないような大雨」は、いつ自分の街で起きてもおかしくありません。これからマイホームを検討される方は、「自分の命と家族を守れる場所か?」という視点で、ぜひ周囲より少しでも小高い、安全な土地を探すことを心がけてみてください。

投稿者プロフィール

福岡市工務店 清武建設
福岡市工務店 清武建設代表取締役社長
福岡注文住宅・工務店&一級建築士事務所(株)清武建設
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